Is This It (2001)
★★★★
1stアルバム。 ジャケットが発禁になり差替えになったことでも有名な1作。00年代のベストでもよく見かけたりしますね。 ヘロヘロでスコスコなサウンドは丸みがあって耳心地はとても良いです。 個人的にはもうちょっとメロディにキレがあってもいいかなーと思いますが、キャッチー過ぎないのが逆に世間(及びマスメディア)の評価を上げたのかもしれませんね。 シンプルだけどとびっきりポップンロールしている5.が印象的です。 オススメは、5.7.8.
Room On Fire (2003)
★★
2ndフル。 1st路線の延長線上という感じのサウンドで、基本的には決して悪くないのですが、1stよりもガツンとくる曲が少ないかなという印象。 また3.とかミディアムテンポの楽曲がちょっとメロディのパンチのなさも手伝って、個人的にはたるいです。 シングルナンバー4.はちょっと変わったギターサウンドが印象的で泣きのメロディが良いです。 オススメは、4.8.
First Impressions Of Earth (2006)
★★☆
3rdフル。 何かを溜め込むような暗く攻撃的なリフ&メロディからサビで一気に爆発するハードな先行シングルナンバー2.を先に聴いた人は驚いたんじゃないですかね。 前作までのローファイなサウンドは厚みを増し、ギターアレンジも4.なんかを筆頭にヘロヘロでないどやっ!な感じになってますね。 全体的に曲調も手広くなっており、個人的にこの方向性は決して嫌いじゃないですが、ちょっと曲ごとの好き嫌いの幅がでかいです。 オススメは、2.4.12.
Angles (2011)
★★★
4thフル。 80'sポップ的なテイストが入ってたり、リードナンバー2.のようにポップな色合いが強くなってたり、各人のソロ活動等の影響が反映されてる面もあるのかな、と。 4.や7.のようなダークな曲調のものから3.のような外向きに開けた感じのする曲調のものまで、これまでの作品の中でも一番バラエティに富んだ内容になってるんじゃないでしょうか。 初期の信者というわけでもないですが、個人的には初期のほうが良いメロディは書いてたかなーと思います。曲の幅が広がるに連れてメロディの良さは減衰したように感じるかなぁ... オススメは、2.6.8.