関連レビュー⇒フルカワミキ, SUPERCAR
さよならストレンジャー (VICTOR)
★★★☆
京都発の3人組ロックバンドのメジャー1stフルアルバム。 フォーキーなナンバーとギターロックなナンバーで構成された最近のくるりと比べると、とてもストレートなアルバム。 それだけにメロディがくっきりしていて聴きやすく、ヒットした3rd以降からよりもこの1stからのほうが入りやすいのじゃないかと思う。 打ち込みを入れたり、5.のような実験的なインストを入れたり、今後への布石も感じられる良盤。 オススメは、2.3.6.9.12. 
1.ランチ                          7.トランスファー
2.虹                              8.葡萄園
3.オールドタイマー                 9.7月の夜
4.さよならストレンジャー           10.りんご飴
5.ハワイ・サーティーン             11.傘
6.東京                            12.ブルース





図鑑 (VICTOR)
★★★★
Jim O'Roukeをプロデュースに迎えたことも話題となったメジャー2ndフル。 イントロに続く頭3曲は前作の前半を思い起こさせるようなギターロックだけれど、5.のインスト曲を皮切りに、くるり独特の世界観を打ち出してきます。 まぁ、後半にバラエティに富んだ楽曲があり過ぎて、こういうロックに慣れてない人には若干聴きづらいかもしれませんが。 初期特有(？)のいい意味での雑多さからか、ベストに選ぶファンも多い名盤です。 オススメは、2.3.4.5.6.7.8.11.13. 
1.イントロ              9.ABULA
2.マーチ                10.屏風浦
3.青い空                11.街
4.ミレニアム            12.ロシアのルーレット
5.惑星づくり            13.ホームラン
6.窓                   14.ガロン
7.チアノーゼ            15.宿はなし
8.ピアノガール





ファンデリア (Bad News)
★★★☆
インディーズ時代のEPの再発盤。 メジャーデビュー作「さよならストレンジャー」に続く作品と言うことで、やはりストレートな楽曲が多い。 楽曲の質も全く1st,2ndに劣っていないので、上記作品が好きならば聴いておくが吉な作品。 特にノイジーな2.やアコギで歌い上げる7.などはすごく良い曲ですが、ベスト盤にもはいっていませんので。 オススメは、2.4.5.7.8. 
1.Interlude                5.雨
2.モノノケ姫                6.Supper
3.Old-fashioned            7.坂道
4.続きのない夢の中          8.Yes mom I'm so lonely





TEAM ROCK (VICTOR)
★★☆
メジャー3rdフル。打ち込みをフル活用した超POPなシングルナンバー2.で度肝を抜いた彼ら。 今までのギターロックなサウンドは少し影を潜め、全体的に打ち込みを活用し、POP度もすごく高くなりました。 名曲9.にはSUPERCARのフルカワミキがゲスト参加。アルバム全体もSUPERCARの雰囲気に近い。 賛否両論分かれる理由にもなっていると思うんですが、5.や7.の様な打ち込み中心の曲が今一歩作り込めてない感があるのが残念。 オススメは、2.3.4.9.11. 
1.TEAM ROCK                   7.永遠
2.ワンダーフォーゲル           8.トレイン・ロック・フェスティバル
3.LV30                        9.ばらの花
4.愛なき世界                   10.迷路ゲーム
5.C'mon C'mon                 11.リバー
6.カレーの歌





THE WORLD IS MINE (VICTOR)
★★★☆
Gt.に大村達身氏を迎え4人組となったくるりのメジャー4thフルアルバム。 自分にとってくるりとの出会いだったアルバムですが、当時はこんなアンビエントなものは全く聴いておらず、 "なんじゃ、これ？"とほっぽり出しておりました。前作の中途半端な感のあった打ち込みサウンドをぐっと深化させた内容。こういうことがやりたかったんですね～。 アルバム1枚の世界観がしっかり統一されており2ndと並んで人気の高い一枚。 オススメは、1.4.8.9.10.11. 
1.GUILTY                         8.MIND THE GAP
2.静かの海                       9.水中モーター
3.GO BACK TO CHINA               10.男の子と女の子
4.WORLD'S END SUPERNOVA          11.THANK YOU MY GIRL
5.BUTTERSAND/PIANORGAN           12.砂の星
6.アマデウス                     13.PEARL RIVER
7.ARMY





ジョゼと虎と魚たち (VICTOR)
★★★☆
映画ジョゼと虎と魚たちのサウンドトラック。 サントラということもあってあまりひねたことはせず、BGMに徹するかのようなストレートなナンバーがずらり。 2曲を除いてインストですがポップでとても聴きやすいし、歌モノの5.とシングルナンバー9.もとても良いのでオススメです。 なお管理人的には映画も中々面白かったのでオススメ。ちょっと切ない青春映画です。 オススメは、2.3.4.5.9. 
1.ジョゼのテーマ          6.ドライブ
2.乳母車                  7.ジョゼのテーマⅡ
3.別れ                    8.恒夫とジョゼ
4.サガン                  9.ハイウェイ
5.飴色の部屋





アンテナ (VICTOR)
★★
ドラムの森氏が脱退し、クリストファーをドラムに迎えたメジャー5thフル。 シングル4.はそのタイトル通りのストレートなナンバー。名曲です。自分はこの曲でくるりをちゃんと聴くようになったので思い入れも大きいです。 全体的には、前作までに見せたアンビエントな感じを打ち込み抜きのバンドサウンドでやろうとしているのかな。って感じですが、ちょっと地味さが目立つ印象。 和風なメロディラインを作ってますが、メロディの良さはあまり活きてない感じがするのが残念です。 オススメは、1.4.6.10. 
1.グッドモーニング          6.花火
2.Morning Paper             7.黒い扉
3.Race                      8.花の水鉄砲
4.ロックンロール            9.バンドワゴン
5.Hometown                  10.How To Go





NIKKI (VICTOR)
★★★★
メジャー6thフル。Dr.クリストファーがあっという間に脱退してしまい再び3人となった彼ら。 しかしそのことで逆に肩の力が抜けたのか、前作とは全く振り幅を変え、全体的にとてもポップな作品となった。 ってことで、初期から好きだった人には好みの分かれそうな作品ですね。攻撃的な感じや実験的な感じはなくなったので。 でも僕はアルバムトータルで2nd図鑑と並んで好きです。 オススメは、2.3.6.8.9.11.13. 
1.Bus To Finsbury               8.冬の亡霊
2.Baby I Love You               9.赤い電車
3.Superstar                     10.Long Tall Sally
4.雨上がり                      11.虹色の天使
5.Tonight Is The Night          12.Ring!Ring!Ring!
6.Birthday                      13.(It's Only)R'nR Workshop
7.お祭わっしょい








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