1st

Creedence Clearwater Revival

★★★★

1stフル。 今作の目玉ナンバーの一つでもあろうオープニングナンバーは個人的には演歌・歌謡曲にも通ずるくどい感じがなじめなかったのですが、 その他のナンバーはどれもすっきりしたブルースロックナンバーが満載で◎。 8分を超える長尺の代表(カバー)曲の3.、John Fogertyのワイルドな歌声が炸裂する4.、ピアノの絡みが堪らないブルースロックナンバー5.やサイケなアレンジにThe Beatlesの香りも漂う7.などなど。 またThe Golliwogs時代の楽曲6.や9.などはメロディのポップ度も高いし、00年代以降のブルース風味のロック(Little BarrieやThe Blue Vanなど)なんかが好きな人も気に入るのではないでしょうか。 9.〜12.はデラックスエディションのボーナストラック。 オススメは、4.6.7.

1.I Put A Spell On You
2.The Working Man
3.Suzie Q
4.Ninety-Nine And A Half(Won't Do)
5.Get Down Woman
6.Porterville
7.Gloomy
8.Walk On The Water
9.Call It Pretending
10.Before You Accuse Me
11.Ninety-Nine And A Half(Won't Do)(Live Ver)
12.Suzie Q(Live Ver
2nd

Bayou Country

★★★★

2ndフル。 代表曲でもある6.は、アコースティックなギターリフとキャッチーなメロディが印象的なナンバーですが、 ハスキーな歌声とギターとの掛け合いの3.や、アグレッシブなギターが印象的な5.、中盤以降のジャムセッション風インストがカッコ良い7.など、前作同様渋味の強いブルージーなナンバーも多く収録されています。 ハンドクラッピン常備のポップでノリの良いロケンローナンバー4.はLittle Richardのカバー。 オススメは、4.6.7.

1.Born On The Bayou
2.Bootleg
3.Graveyard Train
4.Good Golly Miss Molly
5.Penthouse Pauper
6.Proud Mary
7.Keep On Chooglin
8.Bootleg(Alternate Take)
9.Born On The Bayou(Live Ver)
10.Proud Mary(Live Ver)
11.Crazy Otto(Live Ver)
3rd

Green River

★★★★☆

3rdフル。 ブルージーなお得意ナンバー1.からアップテンポでロカビリーテイストのある2.、ソウルフルな歌が活きてるブルースロックナンバー3.、郷愁感のあるバラードナンバー4.、 軽快なカントリーテイストもある5.、ソフトなメロディが印象的な名曲6.、アコースティックのリフが軽快な印象を与える7.、渋みの強い8.、コーラスが印象的なミディアムテンポナンバー9.。 と、前作のブルージーな色が強い流れからすると軽めなサウンドが印象的で、カントリーテイストが色濃くなってきたことが感じられる一枚。 オススメは、2.4.6.

1.Green River
2.Commotion
3.Tombstone Shadow
4.Wrote A Song For Everyone
5.Bad Moon Rising
6.Lodi
7.Cross-Tie Walker
8.Sinister Purpose
9.The Night Time Is The Right Time
10.Broken Spoke Shuffle
11.Glory Be
12.Bad Moon Rising(Live Ver)
13.Green River/Susie Q(Live Ver)
14.Lodi(Live Ver)
4th

Willy And The Poor Boys

★★★★☆

4thフル。 軽快なサウンドのポップナンバー1.、アップテンポなポップロケンローの2.、カントリー調の極上ポップナンバー3.、ジャケ通りのジャグ・インストナンバー4.、今作中では渋めのブルースロックナンバーの5.10.、 高揚感ある力強いロックナンバー6.、アコースティックなポップナンバー7.、黒っぽいテイストが残る8.にインストブルースナンバー9.。 と、軽快でキャッチーなナンバーとブルージーな渋いナンバーのバランスが良い快作。3.と8.は黒人フォーク・ブルースミュージシャンLeadbellyのカバー。 オススメは、1.3.6.

1.Down On The Corner
2.It Came Out Of The Sky
3.Cotton Fields
4.Poorboy Shuffle
5.Feelin' Blue
6.Fortunate Son
7.Don't Look Now
8.The Midnight Special
9.Side O' The Road
10.Effigy
11.Fortunate Son(Live Ver)
12.It Came Out Of The Sky(Live Ver)
13.Down On The Corner(Jam With Booker T.&The M.G.'s)
5th

Cosmo's Factory

★★★★★

5th。 勢い溢れるオープニングナンバーは後半に渋いインストも含むロケンローナンバー。続くピアノ絡みの軽快なブルースロックナンバー2.、 つっぱりハイスクールロックンロールの元ネタ的ロケンローナンバー3.、2分弱のノリの良いロケンローナンバー4.、カントリーテイスト強いポップナンバー5.、 ゴスペル風の派手なコーラスのポップナンバー7.、得意の郷愁感溢れるメロディに乗る歌声が◎の9.、長尺インストナンバー10.、サックスやキーボードが効いてる哀愁漂うバラード11.。 とロケンローなナンバーが多めで嬉しい。シンプルだけどシンプルゆえに歌声が活きてます。 オススメは、3.9.11.

1.Ramble Tamble
2.Before You Accuse Me
3.Travelin' Band
4.Ooby Dooby
5.Lookin' Out My Back Door
6.Run Through The Jungle
7.Up Around The Bend
8.My Baby Left Me
9.Who'll Stop The Rain
10.I Heard It Through The Grapevine
11.Long As I Can See The Light
12.Travelin' Band(Remake Take)
13.Up Around The Bend(Live Ver)
14.Born On The Bayou(Jam With Booker T.)
6th

Pendulum

★★☆

6thフル。 彼らの超有名な代表曲4."雨をみたかい"を収録。この曲に関しては最早言うことなしですね、名曲。 アルバム全体としてはオープニングナンバーはこれまでの彼ら通りのブルージーなロックナンバーですが、中途半端にブラスを入れた感のある3.や6.、 キーボードのサイケな音色がメインのラストのプログレ風インストナンバーなど、ちょっと散漫になってしまったような印象があります。 7.や9.などのシンプルなロックナンバーはカッコいいだけに残念。 オススメは、4.7.9.

  • 1.Pagan Baby
  • 2.Sailor's Lament
  • 3.Chameleon
  • 4.Have You Ever Seen The Rain?
  • 5.(Wish I Could)Hideaway
  • 6.Born To Move
  • 7.Hey Tonight
  • 8.It's Just A Thought
  • 9.Molina
  • 10.Rude Awakening #2
  • 11.45 Revolutions Per Minute(Part1)
  • 12.45 Revolutions Per Minute(Part2)
  • 13.Hey Tonight(Live Ver)
7th

Mardi Gras

★★☆

7thフル。 Tom Fogertyが抜け、3人組として最初で最後の作品。これまではJohn Fogertyがメインで曲を書いていたが、今作では2.7.9.はStu Cook、4.6.はDoug Cliffordが曲を手掛けVo.も担当している(3.は二人の共作でVo.はDoug)。 カントリーポップな小品4.、ゴスペル風黒いコーラスのポップナンバー6.など楽曲の出来にばらつきはあるものの、それほどJohn以外が担当した曲も悪くはないです。悪くはないんですが、やっぱりJohn Fogertyの声あってのCCRというのが浮き彫りになってしまう内容ではありますね。 郷愁感あるらしいナンバー5.、ロケンローな10.、ついでにカントリーテイストのカバー曲8.でのJohn Fogertyの存在感が強すぎて。他の曲がc/w過ぎるという... オススメは、5.8.10.

  • 1.Lookin' For A Reason
  • 2.Take It Like A Friend
  • 3.Need Someone To Hold
  • 4.Tearin' Up The Country
  • 5.Someday Never Comes
  • 6.What Are You Gonna Do?
  • 7.Sail Away
  • 8.Hello Mary Lou
  • 9.Door To Door
  • 10.Sweet Hitch-Hiker

-Member-
John Fogerty(Vo,Gt)
Stu Cook(Ba,Gt)
Doug Clifford(Dr)

-メモ-
米国発3人組。前身The Golliwogsを経て1967年より活動、1972年解散。
結成当初は上記メンバーにJohnの兄Tom Fogertyを加えた4人で活動。6thリリース後の1971年にTom Fogertyはバンドを脱退。その後1990年、AIDSにより48歳の若さで他界する。
現在、John Fogertyはソロ、StuとDougの二人はCreedence Clearwater Revistedとしてライブ活動を続けている。

-オフィシャル関連-

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John Fogerty

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