Liberal Animation ★ 1stフル。 ハードコア色も強く、演奏もFat Mikeの歌声も荒々しい1stらしい1stという感じ。 彼らにそっくりと言われた初期Lagwagonがやってそうな3.など粗削りなテンポチェンジが面白い楽曲もあるけれど、全体的には彼らの魅力が存分に堪能できるとは言い難い辛い内容です。 CD棚からわざわざ引っ張りだして聴くことは、僕はまずないです。風刺の効いたジャケットなど、パンクなアティチュードに関してはこの頃から健在。 オススメは、3. | |
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S&M Airline ★★ 2ndフル。 前作と比べてかなりメロディックパンクなサウンドになりましたが、まだ演奏自体は荒々しくハードコアな要素も残っております。 また他の作品にはないメタルな要素もこの作品では結構顔を出しているため、そこら辺は好みが分かれるところではないかと思います。 個人的にはメタルな要素は冗長に感じてしまう部分を孕んでおり、作品全体としてはあまり好きではありませんが、曲単位では抜群にかっちょ良い曲も。 オススメは、1.4. | |
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Ribbed ★★★★ 3rdフル。 荒々しい部分やメタリックなフレーズは若干残っているものの、直球メロディックパンクなサウンドは確立されてきています。 代表曲2.で聴ける通りコーラスワークに関しては大きな改善が見え、メロディセンスの良さを際立たせてますね。 スカ調ナンバー4.、アコースティックナンバー9.他ジャジーな遊びが聴けたり、遊び心のクオリティも上がってきたかな。 オススメは、2.8.14. | |
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White Trash,Two Heeds And A Bean ★★★★ 4thフル。 El Hefe加入による影響か、This Is メロディックパンク!なナンバー(1.2.12.)からJazzやスカを取り入れた遊び心なナンバー(3.5.13.)までクオリティが今までと段ち。 独特のポップさが爆発している西海岸メロディックパンクな名曲6.は、彼らの数多い楽曲の中でも個人的には一番好きな曲。 前半の畳み掛けに比べると若干後半弱いかな。と感じてしまうのが唯一残念なところではありますが、90年代メロディックパンクを代表する一枚だと思います。 オススメは、2.3.6. | |
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Punk In Drubric ★★★★☆ 5thフル。 クオリティの高かった前作のストレートなメロディックパンクナンバーに勝るとも劣らないナンバーをがっつり揃えた今作。 反面スカ・レゲエ色などを打ち出した遊び心なナンバーは前作の方が好きだったりします。 総合的には前作以上のクオリティを保っており、90年代メロディックパンクの代表作として必ず名前が挙がる名盤です。 オススメは、1.5.7. | |
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I Heard They Suck Live ★★☆ 世に出回っているブート盤の音の悪さに腹を立てて作られたことでも有名なライブ盤。実は純粋なライブ盤ではなく、スタジオ録音をライブ風に録っていることも有名ですね。 ってことで音が悪かったら全くこの作品の意味がなくなってしまうので、音は最高に良く、演奏も安定しております。グダグダなMCもしっかり入ってる。 ただ2.6.など代表曲をある程度は押さえているものの"Stickin' In My Eye"などは入ってないし、個人的に選曲はイマイチな印象。 | |
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Heavy Petting Zoo ★★★☆ 6th。 評価の高いアルバムに囲まれているため酷評されがちな作品となってますが、楽曲それぞれの質はそれほど悪くないです。 ただ確かにメロディ・アレンジ・スピード感のどれをとっても他のアルバムと比べ、突き抜けるものがない"そこそこ"な印象は拭えません。 売れた枚数と上記の評価から、彼らの作品中、最も格安中古で見かける作品なのでこれから聴く人はそちらをどうぞ。 オススメは、4.6.13. | |
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So Long And Thanks For All The Shoes ★★★★★ 7th。 独特のポップさが強く出ており、3.や4.などの1分を切るようなショートチューンでさえ耳に残るインパクトがあります。 また5.7.12.14.などのお馴染みスカ・レゲエテイストを含むナンバーに関しても、今作はクオリティが高く好印象。 トランペットがこれまでで一番上手く活用されてる感じだなぁ。おーシャンゼリゼ〜♪のカバー9.も、アルバムの空気にぴったりマッチしており◎。 09年現在、彼らの全作品中最も好きなアルバムです。 余談ですが、アルバムタイトルは小説"銀河ヒッチハイクガイド"シリーズのタイトルのパロディ。映画化されてますが映画も面白い。 オススメは、2.8.16. | |
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The Decline ★★★☆ EP。1曲18分に及ぶ大作。 次作以降に繋がっていくシリアスな雰囲気を与えるメロディラインが特徴的。 曲調が変わっていく繋ぎの部分では、彼らには珍しいプログレ的なアレンジが聴けます。 "ここはもう曲間と呼んでもいいでしょ"というタイミングが何箇所かあるのは秘密。 | |
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Pump Up The Valuum ★★★★★ 8th。 スカ・レゲエ色を排し、直球メロディックパンクを全面に押し出しております。 1.〜5.辺りまでの内容は、曲間を繋げてたりして前EPの内容を踏襲してきてるようなイメージです。 遊びがないことにより、勢い・緊張感はこれまでの作品中でも最高峰。コーラスとのかけ合いが印象的でメロディセンスも存分に発揮されており、前作に次ぐ好盤です。 あっ、14.は完全に遊びですがこれはこれでカッコいいんだな。 オススメは、2.4.14. | |
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Byo Split Series Vol.3 ★★★★ BYO Recordsのスプリットシリーズ第三弾、NOFXとRANCIDがお互いの曲を6曲ずつカバー。 NOFXらしいレゲエ調のアレンジに仕上げた6.を除くと基本的にはお互い直球カバー。 声質とかに因る部分も大きいですが、NOFX側は原曲より、よりメロディが映えるような内容になっている印象です。 2.は実は原曲より好きです。 | |
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45 or 46 Songs That Weren't Good Enough To Go On Our Other Records ★★★☆ Bサイド集+新曲1曲。 ディスク1.は、新曲1.からして好メロディックパンクナンバー。続く2.も名盤5th"Punk In Drublic"に入ってても違和感のなさそうな切れ味鋭い好ナンバー。 緩急の上手くついてる3.は個人的にNOFXで一番好きな曲。その他も質の高いメロディックパンクナンバーが揃っており、Bサイドとはいえ聴き所は多いです。 一方、ディスク2.は1分を切るショートチューンが多く、曲間の繋ぎのようなナンバーばかりでイマイチ。 16.22.23.などのアルバム既収録のものはアルバムとは別テイクのバージョン。ギターのアレンジなどがかなりシンプルになっており、僕はアルバムバージョンの方が好きです。 ということでディスク2.はほとんど聴かない。 ディスク1.のオススメは、2.3.13.。ディスク2.のオススメは、7. | |
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The War On Errorism ★★★★ 9th。 スカ・レゲエ色のナンバーが戻ってきたり、3.などでは珍しくキーボードを導入したりなんかしてるけど遊びは少なく、基本は前作路線を踏襲している印象。 ジャケットからもわかる通り、彼らの作品の中でも社会批判的な内容が最も色濃く出ております。 直球一本勝負でなくなった分勢いとかは抑え目になっているので、もう少し肩肘張らないようなお遊びが欲しかったかな。 オススメは、4.5.10. | |
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Wolves In Wolves' Clothing ★★★☆ 10th。 8th以降のシリアス路線は継続という印象。今作ハイライトの3.はメロディ・コーラスのがっちり決まったメロディックパンクナンバー。 その他も、1.2.7.11.15.18.などのストレートなメロディックパンクナンバーは8th以降も好調で。 ただしスカ調の5.や、スペイン語で歌う12.、へヴィロック調の16.などの箸休め的遊びナンバーの切れ味が前作以上に鈍いのが気になります。 7th辺りの彼らはこういう曲も退屈させずに聴かせる力が良かったわけで。今の路線でいくなら8thみたいにメロディックパンク一直線でいった方が良いのかな。 オススメは、2.3.15. | |
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Coasters ★★★★ 11th。 ここ数作では最もメロディを重視しているような印象を受けます。ので、ムーグ導入の3.やスカ調8.などの遊びも、キレはまだ戻ってきてないなぁと感じつつもメロディの良さで結構聴けちゃう。 特にDance Hall CrashersのKarina嬢もゲスト参加しているジャズ風味の11.は◎。 メロディックパンクナンバーはこれまで通り堅調。7.では微妙にメタル魂を醸し出してたり。 オススメは、2.4.12. | |
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Cokie The Clown ★★★ 5曲入りEP。 珍しくMelvinがメインを歌っているオープニングナンバーはちょっと哀愁感のあるメロディックパンクアンバーで、 ポップなショートナンバー2.、ちょっと激し目な4.に前アルバムの好ナンバーのアコースティックバージョンとバラエティに富んだ5曲ですが、 5曲中最もメロディックでスピーディな3.が今作のハイライトかな。 5.のアコースティックバージョンはわざわざ買って聴きたくなるほどのアレンジとは感じませんでした。 | |
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-Member-
Fat Mike(Vo,Ba)
Eric Melvin(Gt,Vo)
El Hefe(Gt,Vo,Tp)
Erik Sandin(Dr)
-メモ-
カリフォルニア発83年結成4人組。
幾度のメンバーチェンジを重ね、91年(Ribbed以降の作品)にそれ以降のサウンドの核ともなるEl Hefeが加入し、現在のメンバー編成となる。
また91年にはFat Mikeが自主レーベルとしてFAT WRECK CHORDSを立ち上げる(当時無名だったLagwagonのレコードをリリースしたいが為に設立されたというのは有名な話)。
傘下にはHonest Don'sやPink & Blackがあり、いずれのレーベルも優良なメロディックパンク・ポップパンクバンドを多く輩出している。
ちなみに肝心のNOFX自身はThe War On Errorism以前のアルバムは全て、敬愛するBlett Gurewitz(Bad Religion)経営のEpitaph Recordsよりリリースしている。
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