The Language Of Stolen Music
★★★☆
1stフル。 分厚いコーラスが支える哀愁漂う極上のメロディと、独特の緩急をつけた曲展開が大きな武器になってますね。 半分以上イントロの2.などでは00年代以降のバンドらしいメタリックな展開も少し顔を出しますが、基本的にはメタリックな要素は薄目で聴きやすいです。 自主制作盤故か、個人的にはちょっと籠ったような音質が気にはなりました。楽曲自体が良かっただけに残念。 オススメは、3.7.8.
Recharge
★★★★★
2nd。 メロディックハードコアなオープニングナンバー、メジャーキーな明るいメロディが印象的な2.、ミディアムテンポでがっつり聴かせる3.、 そしてメタルなイントロから7分以上に及ぶプログレッシブな展開を見せつける4.へとなだれ込む、と序盤から前作以上に独特な緩急のつけ具合にノックアウトされます。楽曲の幅が非常に広くなりました。 しかし今作で特筆すべきはやっぱり歌唱力ですね。衝撃を受けるくらい前作からレベルアップしております。 3.や6分に及ぶ7.のようなスロー〜ミディアムテンポのナンバーはもちろん、スピーディなナンバーでもそのレベルアップの効果がはっきり表れてると思います。 Millencolinなど歌心のあるバンドが好きな人も必聴だと思います。 オススメは、1.2.9.
-Member- Matej Kosmacin(Vo,Ba) Jernej Bervar(Gt,Vo) Pinky(Gt) Tomaz Medvar(Dr,Vo)
-メモ- スロベニア共和国発の4人組。2000年結成。
-オフィシャル関連- Myspace
-関連レビュー- Millencolin